危機の哲学とも戦場で学ぶ実践学とも称される陽明学。
その神髄を身をもって実践した『リストラの天才』が、幕末の日本にいた。名を山田方谷(ほうこく)という。
十万両の借財に苦しむ備中松山藩の財政をわずか八年で立て直し、逆に十万両の蓄財をなし遂げたというから驚くではないか。先祖との宿縁に導かれ方谷を研究する矢吹邦彦氏がその知られざる素顔に迫る。

◎山田方谷と炎の陽明学

著：矢吹邦彦　吉備国際大学教授
※：上記の文章は現吉備国際大学教授　矢吹邦彦先生が１９９７年５月に雑誌用に執筆・掲載されたものです。
当ホームページでは矢吹先生ご本人の許可を得た上で紹介・掲載させていただきました。
掲載に当たり、快く掲載を許可してくださった矢吹邦彦先生に心より感謝いたします。
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