見返りの榎とは方谷駅の高梁川を挟んで対岸にある大きなエノキの木で、河井継之助が方谷の元を去る際にこの木下で振り返り、3度土下座を繰り返して方谷を生涯の師と仰いだ場所といわれています。 現在、見返りの榎木は高梁川の堤防からニョキッと生えている様な形となっています。 また、この榎木には不思議な言われもあり、堤防浩治の際、この木を伐採しようとするとなぜか所有者に 災難が重なり、そのためこの木だけは切られずに今のようにそのまま残されたと言われています。