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古い商家の並ぶ本町通にあってひときわ目を引く建物が池上邸です。

池上邸は享保年間(1716〜35、8代将軍徳川吉宗の時代)に、この地で小間物屋「立花屋」を始めました。代々小間物屋を営みながら、高梁川水路の船主・両替商などもして財を築きました。

明治28年(1895年)8代当主 池上長右衛門のとき、醤油の製造販売をはじめ、昭和37年(1962年)に閉業するまで年間約1000石の醤油を生産し、市内はもとより吉備中央町や有漢町へも販売していました。
また、10代目当主は、昭和4年、初代高梁市長を歴任するなど高梁の発展に貢献されました。

現在残る建物は天保の大火災の後、天保14年(1843年)に7代目当主によってたてられ、一部大正時代に改築された物です。

敷地面積は1188平方メートル、建物延べ床面積490平方メートルで帳簿のある旧商家練、管理練、豪商ぶりを展示した商家資料館、醤油製造の工程を復元した醤油製造場から成り立っています。




■お問い合わせ
0866−22−8760  9:00〜17:00
休館12月29日〜1月3日
入館料300円


ミニ喫茶「蓄音機の館」がオープン
(平成14年12月2日、商家資料館)

本町にある商家資料館「池上邸」内に喫茶コーナー「蓄音機の館」がオープン。館内には明治〜昭和初期の高級蓄音機やステレオ、寄付と購入により集められた約6千枚のSP・LPレコードが置かれ、懐かしいメロディーを聴きながらコーヒーなどを味わえるようになりました。


  

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