▲山田方谷マニアックストップページ
空想大河ドラマTOP苦闘修行編激闘改革編死闘幕末編

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1話「誕生」
方谷は油紙に包まれた一通の遺書を見つけた、その遺書は方谷の曾祖父山田宗左衛門が記した物だった。宗左衛門は藩内である事件を起こし、山田家は故郷中井から追放となってしまうそれから数十年、方谷の父の代になった山田家はお家再興のため長男として生まれた方谷に徹底的な教育を施す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2話「丸川松隠」
4才にして字を書くまでに成長した方谷にさらに学問を積ますために両親は幼い方谷を一人新見の儒学者・丸川松隠の元にやる。方谷はそこで神童ぶりを発揮しついには新見藩主にお目通りとなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第3話「母の死」
14才の方谷の元に届いた知らせは「母危篤」という物だった。いても立ってもいられない方谷はすぐに親元に向かう、しかし、やっとあえた母の口から出た言葉は・・・
母の死後、方谷に家業を継がそうとする父に対し師丸川松隠は何とか方谷にこのまま学問をと懇願、そうしている内に今度は父までもが・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第4話「結婚」
両親の死により17才にして一家の大黒柱となってしまった方谷は、丸川松隠の元を去り家業の製油業で身を立てることにした。しかしどうしても学問の道を捨てきれない、そんな折かねてから知り合いだった恩師松陰の近所の娘と結婚することとなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第5話「二人扶持」
昼は仕事、夜は学問と日々忙しい方谷に朗報が飛び込む。遅まきながら方谷の評判を聞きつけた松山藩主板倉勝職が方谷に二人扶持を提供、はれて松山藩士として学問にうちこめることとなる。そんなころ、妻が身ごもり平安な生活が始まったかのように思えたのだが・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第6話「京都遊学」
すでに学力の高い方谷にとって藩校有終館での学問はとても物足りない物だった、その悩みを恩師松川松陰に相談すると「京都に遊学してみては」という提案をもらう。悩んだ方谷は家業も子供も妻も残し京都遊学を決心する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第7話「陽明学」
国学である朱子学に疑問を抱く日々を過ごしていた方谷は「伝習録」という一冊の本と出会う。
方谷は密かに洛谷に閑居しむさぼり読んだ。「心即理」「知行合一」「致良知」という思想との出会いはそれまで忘れかけていた9歳の時の思想「治国平天下」を思い出させた。
これだ!
それまで頭のどこかにかかっていた薄霧がはれた気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第8話「藩校有終館会頭」
京都遊学でも思ったような成果を残せず鬱ひしがれている方谷に朗報が届く、なんと藩校有終館の教頭に抜擢された。喜ぶ方谷だが、家族の反応は今ひとつ、方谷はだんだんと家族から離れていってしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第9話「おかげまいり」
家にいるのが何となくつらい方谷に恩師丸川松隠から「御伊勢参りに行こう」という誘いが、方谷はほいほいと師について伊勢へ、道中、当時皆がやっていたように恩師と弟子はいろいろな仮装をして伊勢を目指す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第10話「謹慎」
山田邸が出火、廻りも巻きもむ大災害が起こった。原因は方谷との不和に悩む妻がノイローゼの末にやった放火だった。このため方谷は重い謹慎を命ぜられる。謹慎以後も家庭不和は続きついには・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第11話「佐藤一齋」
妻と別れ気分一新した方谷は家業を弟に預け江戸の佐藤一齋の塾へ入門する事にした。
入塾後、しばらく立って佐久間象山という人物が入塾する。佐藤塾で塾頭となった方谷に対しても象山は毎晩のごとく論戦を挑んでくる。塾生は毎晩うるさくて眠れないと佐藤に訴えるが等の佐藤は二人の論戦を楽しんでいた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第12話「理財論」
佐藤塾で自分の信ずる学問「陽明学」を深く研究し、一つの結論にいきたった。方谷はそれを「理財論」という論文にまとめる。
忙しい日々を過ごしていた方谷だが、ある日突然高熱で倒れてしまう、天然痘だった。高熱が続き、方谷は生死をさまよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第13話「牛麓舎開校」
江戸から帰藩した方谷に待っていたのは「藩校有終館の学頭を命ずる」という藩主からの辞令だった。方谷は百姓だった自分をここまで引き上げてくれた藩主板倉勝職に改めて忠誠を誓う。その翌年、「大塩平八郎の乱」が起こる。世が混乱してきたことを肌で感じる方谷、そんな中方谷は藩の許しを経て「私塾牛麓舎」を開校する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第14話「勝静参上」
牛麓舎開校ののち、三島中洲や矢吹久次郎など様々な入門者が方谷の元に集ってくる。方谷はいよいよ自分の念願だった私塾での授業を始められると意気込む。そんな折、世継ぎのいない藩主勝職の元に養子がやって来ることとなった、方谷は勝職から直々に養子勝静の教育係を任命される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第15話「勝職の死」
方谷が教育係をしていた勝静公が江戸にて藩主に就任、勝職は隠居した。また京都で医者の勉強をしていた方谷の弟平人が帰藩し城下で開業した。ようやく近い身内をえた方谷はかねてから折り合いの悪かった妻進と悩んだ末に離婚することにした。それからの方谷はまさに仕事の鬼となる。隠居間もない自分ではあるが、少しでも藩主への恩義を返そうと松山藩の軍備の近代化や戦術の研究などに邁進する。そんなとき、病で床に伏せていた前藩主勝職の様態が急変、方谷は平人を怒鳴りつけ発破をかけるが死の病はすでに勝職を覆っていた。平人らの努力もむなしく勝職はこの世を去り、方谷は深い悲しみに満ち50日の喪に服す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

空想大河ドラマTOP苦闘修行編激闘改革編死闘幕末編

  

 Copyright(C) 2001 備中高梁観光案内所