徳川慶喜の大政奉還を受けた岩倉具視は「王政復古の大号令」を発した。
政権をもてあまし徳川に泣きついてくるだろうという慶喜の思惑は見事にはずれ、これにより徳川幕府は名実ともに滅んだ。

一方方谷の廻りでも動きはあわただしくなった。
「討幕派が実権を握った以上、この備中松山もただではすむまい。」
方谷は一年先に予定していた娘小雪と新見上市の南井村矢吹家の息子発三郎との結婚を即刻あげることにした。
一年先には、儂はこの世にはおらんだろう—すまんな、小雪

年も押し迫った師走、突然の結婚式、誰もがこれから起こる何かを忘れようとするかの如く、明るく飲み更けた。

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