平成牛麓舎実行委員会様よりご案内をいただきましたので転載いたします。
「第1回平成牛麓舎」舎生募集要項
● 開催時期 6月7日(月曜日)~6月11日(金曜日) 午後7時~午後9時
● 開催場所 岡山県高梁市原田北町1212番地 高梁総合文化会館2F第一会議室(場所変更あり)
       電話番号0866-22-1040 FAX番号0866-22-1084 
● 主催者 平成牛麓舎実行委員会
● 募集人数 おおよそ20人
● 参加資格 25歳から45歳までの青年男女・出身地域の限定はない。
● 資料費  1万円
● 締め切り 5月の末日
● 講 師 小野晋也氏(OAK・TREE主催者)
● 申込方法等 mail: matsu@mx91.tiki.ne.jp にて、○住所○氏名○職業○年齢○メールアドレス○電話番号OR携帯番号を記入の上お送り下さい。
ご質問等は、090-9464-2969(事務局・松下まで)へ
参加決定等は、メールにて連絡させていただきます。


     
「第1回平成牛麓舎」で進めたいと考えている具体的な講座内容(案)
■ 第一講(6月7日)「山田方谷先生の人生と思想」
この「平成牛麓舎」の原点である山田方谷先生が、幕末期の混迷の世の中をいかに生き抜き、その人生を支える思想がいかなるものであったのかということを、お話をしたいと思う。〔参考資料・山田方谷の思想〕
■ 第二講(6月8日)「四書五経の『大学』を読む」。
山田方谷先生が9歳の時、丸川松隠塾の客人から、あなたは何のために勉強するのかと聞かれたときに、方谷は、「治国平天下」と答えている。そしてその思いを、一生涯貫いて生きた。この言葉は、儒学の基本図書である『大学』の中の有名な言葉であるが、大学とは、大人(たいじん)の学問の意味であり、リーダーが身につけるべき基本的な考え方を、この本を通じて論じてみたいと思う。〔参考図書:大学〕
■ 第三講(6月9日)「現代世界のアンダーカレント」
   以上の第一・第二で、時代を超える人間としての基本思想・人生観・社会観などについて話す(縦糸を通す)ので、この第三講では、現代という時代・世界を流れている大きな底流について語り、そこに横糸を通すことにしたいと思う。
 これにより、参加する舎生に、粗いものではあるが、一枚の布を織り出すイメージを胸に抱いていただこうと思う。
■ 第四講(6月10日)「リーダー論と各舎生の人生ビジョン」
この講座では、私から最初にリーダーとして生きる心構えについて論じた後で、各舎生が自分自身の人生ビジョンを描き出す演習を行う。いわばこれは、それまでの3回の講義で織り出してきた布の上に、それぞれのこれまでの人生の中で得た経験や思いに基づいた絵を描き出す作業を行うということである。
■ 第五講(6月11日)「舎生の人生ビジョン発表と打ち上げ懇親会」
   第四講で、各自が描き出した自分の人生ビジョンを、それぞれ3分間で発表し、その後、その他の舎生から約2分間意見や質問を受けるという形で、この第一回平成牛麓舎の締めくくりにしたいと思う。これにより、参加した舎生がそれぞれに自らの志を明確なものとする。それと同時に、現代の荒波に対して力強く立ち向かっていこうとする同志たちの相互理解を深めていく。
   そして、この発表会ののちに、懇親会を開催し、さらに相互の理解を深め、きずなを強めることにしたいと思う。(懇親会費は実費)
(講師からの申し出)
   サラリーマンには、一週間の間、毎日夜の時間にこの勉強会に参加するというのはなかなか難しいことだと思う。しかし、この5日間で、自分自身の人生針路を定めるのだというまでの強い覚悟を持って、この牛麓舎に駆けつけていただきたいと願うものである。さして、同時に、この場を通して、これからの人生の中で生き方や考え方を共有できる心の響きあう仲間をぜひ見いだしていただきたいと願うものである。
 尚、この「平成牛麓舎」では、舎生をお客様としてお迎えする気持ちはまったく無い。
あくまでその時代の荒波に立ち向かってゆこうとする人たちが、仲間として集う場であり、とても厳しい切磋琢磨の場にしたいと考えている。
だから、その思いを持たない人は、どうか最初から参加を遠慮していただきたい。舎生としては、おおよそ20名程度を想定しているが、極端な話、舎生が集まらず、たった一人だけになったとしても、私はそれはそれでいいではないかと考えているのである。数が問題ではなく、少数であっても、本気の人たちと真剣に語り合い、考え合い、夢見合う場所として、この「平成牛麓舎」を育てていきたいと考えているからである。ご理解をいただければ幸いである。
関連資料 平成牛麓舎はこの時代、社会の中で何を目指そうとしているのか