市が中井地域の農業振興、都市 と農村の交流促進、伝統文化の伝 承活動など、農業を軸とした地域
活性化の拠点施設として、建設を 進めていた『方谷の里ふれあいセ ンター』が完成し、4月
27 日にし ゅん工式が行われました。
建物は、木造平屋478g で、 白壁、瓦ぶきの落ち着いた雰囲気 で玄関屋根にはステンドグラスの
明かり取りが付けてあります。内 部は多目的ホール、農産加工室、方谷資料展示室などを設けました。
総事業費は1億3960万円。 「多目的ホール」は、180名 収容可能で、郷土芸能である
” 備 中かぐら太鼓 “ の練習や地域の各種 会議、イベントなどに利用ができ
ます。
「農産加工室」では、中井町の 特産として定着しつつあるテンペ 味噌などの製造ができ、農産加工品を生かした地域の農業振興が期
待されます。
また、同町は、幕末の備中松山 藩の藩政改革や教育に尽くした山 田方谷の生誕地であることから、
「方谷資料展示室」を整備。デジタ ル・ビデオディスク(DVD)に よる山田方谷シアター、生い立ち から晩年までのタペストリー展示、
インターネットによる方谷関連ホ ームページの閲覧ができ、地元に 残る方谷の遺作も展示しています。 また、センター整備に合わせ隣 に中井地域市民センターを移設し ました。
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