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臥牛邸(明農亭)市指定重要文化財 



指定年月日 昭和33年2月24日

幕末のお山藩主板倉勝静が御根小屋(現県立高梁学校)敷地に隣接したお茶屋にこの小亭き建てた。お茶屋は藩主の想いの場所であり勝静はその一隅に農園を設けて自ら耕作きして農民の労苦を偲んだその傍にの小亭を建て農耕の神き祀り五穀豊穣き祈るとともに眼下に広がる城下の町並を眺め思いを領民に馳たと伝えられる。

その後朋治新政府は旧藩の武装解除の第一歩として明明6年10月廃城令を出し松山の山城御根小屋お茶屋等の建物一切が撤去されることとなったが山田方谷はこの小亭の失うことを悲しみ対岸の蓮華寺境内に移し自ら臥牛亭と名付け旧主勝静の道徳を長く偲んだその後藩祖勝重を祀るハ重籠神社境内に再び移築し今日に至る。御根小屋、お茶屋を通じて現存する唯一の確証ある建物である。


  

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