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毎年恒例のカレンダーが今年も完成しました。
このカレンダーは方谷を学ぶ会、高梁方谷会、大佐方谷会が共同で制作しているもので、各会の会員に配布されているものです。
今年のデザインはちょっと渋めで方谷先生の書「至誠側但」です。
ちなみに至誠側但とは三島中洲先生が方谷先生の精神を言い表した言葉で、直訳すると「まごころといたみ悲しむこと」という意、また方谷先生の子孫である山田啄氏は自身の著書「山田方谷 三島中洲」の中で「惻怛」について「さらに説明を加えるのならば、人に対する同情心のことである。私はさらに、ねんごろで懇切であるという意味に解したい」と述べておられます。